腕時計の素材で何がちがうの!?
現在販売されている多くの腕時計の素材はステンレス製とチタン製になっています。
でも、
ステンレスとチタン素材の違いや特徴をあまり知らない人がほとんどではないでしょうか。
腕時計を選ぶポイントとしてデザインだけではなく、着け心地や金属アレルギーを考えると素材選びも重要になります。
腕時計を選ぶときに、
- デザイン
- 販売価格
- 重さや着け心地
などを考えると思いますが、着け心地は素材で大きく違いがあるのでチェックしてみてください。
今回はステンレスとチタンの違いや特長をご紹介します。
あなたにぴったりなのは、こちら!
気にいったデザインの腕時計が数本あって、素材違いで悩んでいるなら何を重視するかでおすすめが違います。
とくに初めて腕時計を買う人や、腕時計が苦手・金属アレルギーが心配って人は素材選びを大切にしましょう。
時計の高級感を重視したい人
★ステンレスがおすすめ!
ステンレスは発色が良く、加工がしやすい素材なので高級時計にはよく使われています。
上質な輝き感はチタンと比べるとまったく違います。
やはり透明感のあるステンレス素材の質感には高級感があります。
そしてミラー仕上げという鏡のような仕上げをする場合でも均一な面に加工しやすいので、光をギラギラ反射することなく硬質で上品な輝き方をします。
また、腕に着けたときのしっとりとした金属の質感なども好印象。
趣味的に腕時計を選びたい人にぴったりです。
ステンレス製の時計は、
- 発色がキレイで質感がよく高級感に優れる
- 重厚感があり手触りもしっとりしている
時計の高級感や上品な色合いを楽しみたい人にはステンレス製の時計がおすすめです。
着け心地や耐アレルギー性を重視したい人
★チタンがおすすめ!
腕時計に求めることが着け心地やアレルギーが出にくいなど利便性を重視する人にはチタン製の腕時計がぴったりです。
チタンはステンレスの約1/2ほどの重さしかないので、とても軽く着けていても疲れることが少ないのが一番の特徴です。
また金属アレルギーも出にくい素材なのでアレルギーが心配な人はチタン製の腕時計がおすすめ。
最近はチタン加工の技術も上がっているので、ステンレスには負けますが綺麗な発色をするモデルも増えてきています。
ステンレスに比べて値段が高くなるのがデメリットですが、軽くて着け心地がよく使いやすさは抜群です。
チタン製の時計は、
- 軽くて着け心地がいい
- 金属アレルギーが出にくい
チタンは軽い着け心地だけでなく、金属アレルギーが心配なひとにもおすすめです。
普段使いには、チタンが軽くて快適
普段使いするにはチタン製の腕時計がおすすめです。
最近はスマホで時間を見るので腕時計は必要ないけど仕事などで仕方なしに着けている人も多いと思います。
就活や仕事でしか腕時計を着けないって人は軽くて錆にも強いチタン製の時計がぴったりです。
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ステンレスとチタンの違いと特徴
ステンレス | チタン | |
---|---|---|
光沢感 | 上質な光沢 | やや劣る |
重さ | 重たい | とても軽い |
価格 | 安い | 高い |
耐アレルギー | △ | ○ |
<光沢感>
- ステンレスは透明感のあるツヤがあり、きれいな発色をします。
- チタン本来(純チタン)はグレー色でややくすんだ発色をしています。最近はチタンにコーティングを施してステンレスに近い発色や光沢にする技術があります。
<重さ>
- チタンはステンレスより40%軽いので、時計の重さが苦手な人にはおすすめです。
<価格>
- チタンは素材が高価なので、ステンレス製の腕時計より高価な場合が多い。
- とくに発色を良くする特殊コーティングをしたチタンの腕時計はやや割高。
<耐アレルギー>
- チタンは金属アレルギーを起こしにくい素材なので、アレルギー体質の人はチタン製の腕時計がおすすめです。
- ステンレス製の時計の場合は、使用されているステンレスの質によってアレルギーの出やすさは大きく変わります。
「ステンレス」のメリット・デメリット
<メリット>
腕時計でステンレスを使う最大のメリットは、発色が良いことです。
ロレックスやグランドセイコーのような高級時計は、丁寧な研磨や面構成にすることで輝き感が増し上質な存在感を演出しています。
またしっとりとした金属の質感や重さがあり、高級な印象があります。
<デメリット>
チタンに比べて重さがあり、ダイバーズウオッチなど大きな時計の場合は200g近い重さになってしまいます。
アレルギー体質の人にはチタンと比べると金属アレルギーを起こしやすい。
「チタン」のメリット・デメリット
<メリット>
チタンのメリットは、とても軽いので装着感が良くなることです。
とくに腕が重く感じるので腕時計が苦手だという人にはおすすめ。
サビにくいので、汗や汚れなどつきやすい日常品として使う時計にはぴったりな素材。
<デメリット>
ステンレスと比べると発色が良くない。
チタン素材が高価なので、チタン製の腕時計はやや高価になってしまう。
とても軽いので、手に持ったときに”おもちゃっぽい”という印象を持つ人もいます。
あとがき
時計選びをするときにステンレス製とチタン製では、「趣味的に選ぶ」のか「実用品として選ぶ」のでメリット・デメリットが違ってきます。
高級感のある腕時計が欲しいという人には、発色や質感の高いステンレス製の腕時計がいいでしょう。
逆に日常品として使いやすさや着け心地にこだわりたいという人には、チタン製の腕時計がおすすめになります。
また最近はチタンでもコーティング技術が良くなっているので発色の良いモノも増えてきています。ただしやや高価になってしまうのが残念。
腕時計が苦手って人はやや高価になりますがチタン製の時計の方が快適に使えるでしょう。
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