現在は「デカ厚時計」のブームは落ち着き爆発的な人気モデルもあまりありませんが、SEIKOのツナ缶だけは今でもコアなファンから夏のアイテムとしてという方まで幅広く人気があります。
「ツナ缶」とはSEIKOのマリーンマスタープロフェッショナルシリーズの外胴プロテクターが採用されたモデルの愛称なのですが、このツナ缶というのは正式名称でもコードネームでもありません。
海外のセイコーダイバーズファンが呼びはじめ、今では世界のダイバーズウオッチマニアの間でも「ツナ缶」で通じるようになった愛称です。
（形がツナ缶に似ていることから）
今回は「ツナ缶」の定番モデルをそれぞれ解説します。
ツナ缶のラインナップ7本を紹介！
現在のツナ缶はスプリングドライブやメカニカルさらにクオーツまで幅広くラインナップされています。それぞれ個性があり選ぶのも楽しみの一つではないでしょうか。
またコラボモデルや復刻モデルなど限定モデルも多数。
＊この記事は2020年3月現在の定番モデルを中心にご紹介しています。
SBDB013（スプリングドライブモデル）
【セイコー：SBDB013】
| ムーブメント | 5R65（スプリングドライブ） |
|---|---|
| 防水スペック | 600ｍ飽和潜水用防水 |
| サイズ | 49.6×50.7×16.2mm |
| 重さ | 126g |
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セイコー「ツナ缶」の最高峰！
大きなオールブラックのケースが大迫力で「本物のツール」のオーラが溢れでています。とても重そうに見えますがブライトチタンケースなので驚きの126gという軽量に仕上がっており装着感は悪くありません。
このモデルはセイコー独自のスプリングドライブが搭載されており、よどみなく流れる秒針がとても印象的。また文字盤8時位置にあるパワーリザーブ表示が良いアクセントになって特別感がでています。
とにかく上質なツナ缶が欲しい人におすすめ。
SBDX013（メカニカルモデル）
【セイコー：SBDX013】
| ムーブメント | 8L35（メカニカル） |
|---|---|
| 防水スペック | 1000ｍ飽和潜水用防水 |
| サイズ | 53.5×52.35×17.19mm |
| 重さ | 158g |
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これぞオリジナル外胴ダイバーズの末裔
このモデルこそ1975年に発売されたオリジナルの外胴プロテクターダイバーズの正統な後継モデルと言っていいでしょう。
8L35という贅沢なムーブメントを搭載したメカニカルのツナ缶で、1000ｍ防水のケースがとても大きく厚さもすごくド迫力！！
チタンケースにジルコニアセラミックスのプロテクターと贅沢な造りで日本を代表するダイバーズウオッチ！
超オーバースペックを楽しみたい人へ、ぜひ！
SBDX014（メカニカルモデル）
【セイコー：SBDX014】
| ムーブメント | 8L35（メカニカル） |
|---|---|
| 防水スペック | 1000m飽和潜水用防水 |
| サイズ | 53.5×52.35×17.19mm |
| 重さ | 158g |
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ブラック×ピンクゴールドの色気がすごい！
ブラック×ピンクゴールドの色使いがとてもラグジュアリーで気分の上がる1本！！
SBDX013と同じ贅沢すぎるスペックやデカ厚の迫力だけでなく大人の色気があるツナ缶、さらにラグジュアリー感を出したい人は、シリコンバンドから市販の革ベルトに変えるのもいいでしょう。
デカ厚をとことん楽しみたいなら間違いなし！
＊注：革ベルトに付け替える場合は極太のバネ棒が入っているので、千枚通しなどでベルトの穴を広げる必要があります。
SBBN025（クオーツモデル）
【セイコー：SBBN025】
| ムーブメント | 7C46（クオーツ） |
|---|---|
| 防水スペック | 1000m飽和潜水用防防水 |
| サイズ | 49.4×49.4×15.3mm |
| 重さ | 120g |
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1000ｍ防水×7C46クオーツの「ツナ缶」
これは通好みのツナ缶と言っていいでしょう。
セイコーのダイバーズではスプリングドライブを頂点にメカニカル、クオーツとラインナップがあるのですが7C46は時計マニアも認めるクオーツです。
この7C46クオーツは実績も信頼性も高く、また高トルク型のムーブメントなのでメカニカルと同じように幅広の太い針もしっかり動かせる特別なクオーツで満足感も高い。
1000ｍ防水ケースと7C46クオーツという通好みな組み合わせ！
SBBN031（クオーツモデル）
【セイコー：SBBN031】
| ムーブメント | 7C46（クオーツ） |
|---|---|
| 防水スペック | 300m飽和潜水用防 |
| サイズ | 47.7×47.7×14.7mm |
| 重さ | 189g |
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「王道のツナ缶」と言えばコレ！
やはり王道のツナ缶と言えばステンレスケースがぴったりです。
ズドンとしたケースにシルバーの外胴プロテクターが武骨で、無駄が一切ない本物のツールというオーラがあふれ出ています。
また、メタルブレスなのでずっしりとした重量感も良い感じ。それと斜めから見るとカーブガラスがとても良い雰囲気なんです。
とにかく迷っているならこのモデル！
季節ごとにシリコンバンドや革ベルトを購入して付け替えて楽しむのもアリ！
＊注：革ベルトに付け替える場合は極太のバネ棒が入っているので、千枚通しなどでベルトの穴を広げる必要があります。
SBBN033（クオーツモデル）
【セイコー：SBBN033】
| ムーブメント | 7C46（クオーツ） |
|---|---|
| 防水スペック | 300m飽和潜水用防水 |
| サイズ | 47.7×47.7×14.7mm |
| 重さ | 125g |
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かなりピカピカになった「ツナ缶」
マイナーチェンジでかなり個性的になった1本。
前モデルSBBN017のプロテクターは梨地仕上げで光沢感があまり無かったのですが、このモデルからミラー仕上げとなりピカピカになっています！！
これは好みなので何とも言えませんが、かなり派手な印象になりました。
しかしベゼルもシルバー色なので見ためとしては一番ツナ缶らしいかも。SBDX014のピンクゴールドまでは迫力は要らないけど少しラグジュアリー感が欲しい人はハマるかもしれません。
ピカピカも見慣れると…いい感じです。
SBBN035（クオーツモデル）
【セイコー：SBBN035】
| ムーブメント | 7C46（クオーツ） |
|---|---|
| 防水スペック | 300m飽和潜水用防水 |
| サイズ | 47.7×47.7×14.7mm |
| 重さ | 125g |
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オールブラックのデカ厚を手軽に楽しむ！
デカ厚時計のオールブラックモデルはどれも高価格のモノが多いのですが、このモデルなら手が届きやすい価格なのでおすすめ。
やはりオールブラックは引き締まった感じがして精悍なイメージが倍増します。また、針もハッキリと見やすく使い勝手も良好。
渋めのオールブラックもかなり良い感じ。
おすすめランキング！
No.1「SBBN031」
やはり王道のツナ缶と言えばこのモデルではないでしょうか。
使いやすさ抜群のツナ缶！
No.2「SBDX014」
デカ厚時計ならこれくらいガッツリ楽しむのもアリ！！
似合う男になるのが難しいかも…
No.3「SBBN033」
見慣れると「いいかも！？」と気になってしまうモデル。
かなり煌びやかなツナ缶
＊記事内の腕時計写真は「SEIKO」から出典。
あとがき
ツナ缶はメカニカルモデルやクオーツモデルと多数揃っており使い方や予算に合わせて選ぶことができます。
とくにクオーツモデルはサイズは大きめですが装着感も良く重さを感じさせないので普段使いには最適。また価格も手ごろなのでサブの時計としてもおすすめできます。
ぜひ、あなたもツナ缶を手に入れて楽しんでみてください。