大切な腕時計の保管のしかた
毎日なにげなく腕時計を置いている場所は、時計に良いのか悪いのか心配ではありませんか?
腕時計は保管のしかたでも寿命が変わってくることもあります。
少しでも快適に長く使えるように毎日の置き場所や使わないときの保管場所に気をつけましょう。
今回は、腕時計の保管場所や注意することをご紹介します。
最適な置き場所は風通しの良いところ
腕時計は湿気や高温が苦手です。なので置き場所は出来るだけ風通しの良いところが最適です。
毎日使っている腕時計なら、棚や机の上で小物トレーに置いておくのがいいでしょう。
また、
小物トレーを置くことで置き場所が決まるので、出掛けるときに「どこに時計をおいた?」なんてことも無くなります。
小物トレーの一例
出典「Amazon」
注意するのは湿気・高温・磁気
とくに注意するのは「湿気・高温・磁気」になります。
この中で気がつきにくいのが磁気です。
スマホやスピーカー・テレビなど電化製品だけでなく、カバンのマグネットホックや磁気ネックレスにも注意が必要です。
なので、
小物トレーにスマホと腕時計を並べて置いたりバックの内ポケットに入れておくのは磁気帯びする可能性があるので注意が必要です。
(バックの内ポケットとマグネットホックが近いモノは危険です)
引き出し保管はNG!
引き出しに腕時計を保管する人もいるのですがおすすめ出来ません。
他のモノと接触しないように仕切りをしている場合でも、同じ引き出し内にマニキュアや接着剤、防虫剤が入っていると薬品の成分が発散して時計を劣化をさせる原因になるからです。
また、腕時計が革ベルトの場合は着けているときの汗などの湿気が抜けにくくカビが発生しやすい要因にもなります。
とにかく、
色々な物と一緒に閉鎖的な空間で保管するのは止めましょう。
コレクションケースもおすすめ
コレクションケースの一例
出典「Amazon」
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最近は安価でもデザインのいい「腕時計コレクションケース」が多く販売されています。
クッションで腕時計を固定するので時計の裏にベルトが当たりスリ傷をつけることもありません。
ただし、革ベルトの場合は収納する前にファイバークロスなどで汗などの湿気を拭いておきましょう。
また、付属のクッションが大きい場合は無理にバックルを留めようとしないでください。
★湿気だけに注意すれば、コレクションケースはホコリや他のモノと当たってのスリ傷などを防げるので腕時計の保管に最適。
長期間使わないときは?
新しい腕時計を購入したりして長期間使用する予定がない場合は常温でホコリや湿気が少ないところで保管しましょう。
クローゼットやロフトのような空気の入れ替えが少ない場所などでは保管に適していません。とくにクローゼットなどは衣料用の防虫剤などの薬品の影響で劣化を早める心配があります。
またロフトやサービスルームなど室温管理をしていない場所では高温になってしまう可能性があるので注意が必要です。
ソーラー時計の長期保管には注意が必要です!
ソーラー時計は光で発電して中の二次電池という電池に電気を蓄えるのですが、電池容量が無くなった過放電の状態のまま保管をすると二次電池の劣化を早めてしまいます。
そして、次に使いたい機会になって光に当てても充電できなくなるトラブルにつながります。
ソーラー時計の長期保管でホコリなどが気になる場合は、ガラス窓がある時計のコレクションケースなど時計に光が当たるBOXで保管するのが良いでしょう。
また、一ヶ月にいちどくらい窓際で充電をさせておくのがソーラー時計を長持ちさせる秘訣です。
さいごに
ふだんよく使う腕時計なら、小物トレーに置いておくのがいいでしょう。
とくにモノを良くなくしてしまう人は、置き場所を決めることがいちばんの解決方法です。
時計が好きで何本も持っているなら、コレクションケースもおすすめです。
腕時計のコレクションケースは2,000円もしない商品も多くあるので雑貨屋などで汎用のケースを買うより断然いいでしょう。
さいごに、
腕時計を汚れたまま保管するとトラブルの原因になるので、2週間に一度は簡単でいいので掃除しましょう。
掃除が長持ちさせるメンテナンスになります。
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