冒険家が使っていたロレックスとか、スパイ映画の主人公が着けていたオメガなど“ストーリーのある時計”って憧れますよね。
でも、高額な時計ばかりで手に入れることが出来ないって思っていませんか!?
しかし「ほどよいストーリーのある時計」なら手ごろな価格のモデルも多数あります。その時計のストーリーを知るだけで何倍も愛着がわくハズ!
今回は、
機能やデザインだけでなく、ちょっとした歴史やこだわりのストーリーがある時計をご紹介します。しかも、手の届きやすい10万円以内のモデルだけをセレクトしました!
ぜひ時計選びの参考にしてみてください。
「ほどよいストーリー」で腕時計を選ぶ
「月に行った」、「マリアナ海溝でも平気だった」なんて凄いストーリーではありませんが、ほどよいストーリーをもった腕時計をご紹介します。
どれも個性的で所有する喜びや満足感も高いモデルばかりなので、気になるモデルがあればチェックしてみてください。
1.ほどよいミリタリー HAMILTON「カーキ フィールド AUTO」
アウトドアシーンでは、高機能、耐久性、装着性が求められます。38㎜のこの時計は、ミリタリーにインスパイアされた機能を備えています。
出典「HAMILTON」
タイプ | メカニカル(機械式) |
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サイズ | 幅38mm |
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ミリタリーウォッチの大定番!
ハミルトンの多くのモデル中で一番人気なのが「カーキ」シリーズです。その中でもこのカーキフィールドはミリタリーウォッチの定番中の定番で、時計に詳しくなくても知っている人も多いのではないでしょうか。
ハミルトンの腕時計は第二次世界大戦のアメリカ軍に支給されていて、1942~1945年の間100万個以上の時計を納入した実績があります。その経験をフィードバックしたモデルが「カーキ」なのです。
見やすい文字盤や操作しやすいやや大きめのリューズなど、ミリタリーウォッチとしての正統派デザインが心地よくロングセラーとなっています。
今回ご紹介しているのは「カーキ フィールド AUTO」で、幅38mmとやや小ぶりでシャツの袖口にも収まりやすく着け心地も上々。新型のムーブメントH-10が採用されており標準持続時間80時間と使いやすさも満点!
このモデルが実際に軍隊で使われていた訳ではありませんが、正統派ミリタリーウォッチのカーキは満足感の高い腕時計です。
2.ほどよいクラシカル SEIKO プレザージュ「SARX041」
国産初の腕時計「ローレル」の意匠を踏襲した、清々しい佇まいが印象的な3針モデル
出典「SEIKO」
タイプ | メカニカル(機械式) |
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サイズ | 幅40.5mm |
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国産初の腕時計「ローレル」をオマージュ!
1913年に発売された国産初の腕時計「ローレル」をオマージュしてデザインされたのがプレザージュ「SARX041」。12時が赤くなっているのが最大の特徴で良いアクセントになっています。
それに文字盤はまるで布地を織り込んだような立体模様になっていて、とても繊細な造り込みなのも好印象なんです。
セイコーのプレザージュシリーズは、味わいを大切にしたデザインと日本製の自動巻ムーブメントを搭載した人気シリーズで、手ごろな価格なのですが凝ったデザインが多く趣味的なコレクションにもぴったり。
ちなみにオリジナルのローレルはこちら、
出典「セイコーミュージアム」
どうでしょうか!?
ローレルは100年前の時計ですがバランスの良いデザインで、クラシカルですが古ぼけた印象はまったくありません。1913年当時はかなりモダンなデザインだったのでしょう。
国産初の腕時計をオマージュしたこのプレザージュも、いつまでも古臭くならず楽しめる一本でしょう。
3.ほどよいダイバーズウォッチ CITIZEN プロマスター「PMD56-3081」
出典「CITIZEN」
タイプ | ソーラー電波時計 |
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サイズ | 幅43.5mm |
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ダイバーズウォッチ+ソーラー電波時計
ダイバーズウォッチはメカニカル(機械式)やクオーツ(電池式)がほとんどなのですが、このCITIZENプロマスター「PMD56-3081」はなんと!ソーラー電波時計なんです!!
時計好きから見ると「ダイバーズは信頼性が命なので、なるべくメカニカルがいい(突然壊れる電子回路が無いので)」となるのですが…、このモデルはお構いなしのソーラー電波時計なのが逆に気持ちイイ!
ハッキリ言って私もダイバーズウォッチを持っているのですが、一度も水に浸けたことはありません。ダイビングなんてしたこともないし、これからすることもないでしょう。
だったらソーラー電波時計の方が使いやすいのに決まっています(笑)
ちょっと天邪鬼(あまのじゃく)なダイバーズウォッチも楽しいかもしれませんね。
ガッツリした本格ダイバーズウォッチが苦手な人におすすめ!
4.ほどよいドヤ感 ティソ「シースター 1000」
1950年代に発表された“TISSOT SEASTAR”の名を受け継ぐモデル。
出典「TISSOT」
タイプ | メカニカル(機械式) |
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サイズ | 幅43mm |
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ラグジュアリー感があるダイバーズ!
ティソ「シースター 1000」は、煌びやかでラグジュアリー感があるダイバーズ。しかし、ダイバーズらしくない5列のブレスが好き嫌いが出るかもしれません。
このモデルは「1950年代に発表された“TISSOT SEASTAR”の名を受け継ぐモデル。」なのですが、まったくそのモデルを知りませんでした。このシースターというネーミングにブランドパワーは無いと思いますが、実物はほどよいドヤ感があってお洒落で良い時計です!
造りに関してはザックリした造りで仕上げがイイとは言えません。
でも、それがドヤ感につながっているのだと思います。
きれいに面取りされた過保護なダイバーズウォッチじゃありません。
ムーブメントは最新のパワーマチック80、セラミックベゼル、300m防水とバランスの良いスペック。
本当にほどよいダイバーズウォッチ。
5.ほどよいお洒落アイテム SEIKO フィールドマスター「SBDJ028」
LOWERCASE 梶原 由景氏監修
セイコーのヒストリカルモデルからインスパイアされたクラシカルなデザインと独自の外胴プロテクター構造を融合させたフィールドウオッチ。
出典「SEIKO」
タイプ | ソーラー時計 |
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サイズ | 幅44.5mm |
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雰囲気を楽しむという時計選び。
元ビームス・クリエイティブディレクターの梶原由景さんがプロデュースしたスタイリッシュなフィールドウォッチ。
デザインはセイコーダイバーズウォッチの代表作マリーンマスターの愛称「ツナ缶」からインスピレーションを得ているのがポイント。外胴プロテクターというリング状のプロテクターや4時位置のリューズが特長になっています。
時計そのもののデザインもお洒落ですが、カラバリの一つのこの「SBDJ028」はブラック×ゴールドというアクセ感覚でも使いやすいカラーミックスが最高!
サイズは堂々とした44.5mmという大きさで、いわゆるデカ厚時計ですがNATOストラップが採用されているのでサラっと着けることができます。
価格も4万円前後と、ほどよい。
あとがき
なにも高級時計だけがストーリーをもっている訳ではありません。
誰でも知っている凄い!というストーリーではありませんが、今回ご紹介したモデルのほどよいストーリーでも十分に楽しめると思います。
どれも良い腕時計ばかりです。
やっぱり腕時計って”ストーリー”があると格好良く見えてきますね!