グランドセイコー「SBGR251」王道のメカニカルモデル

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満足感あふれる王道メカニカルモデル

グランドセイコーの数あるモデルの中で、とくに人気の高いモデルが「SBGR251」です。

SBGR051の後継モデルで2017年の文字盤のGSロゴ表記一新により、シンプルでありながら奥行き感のある表情となりました。

文字盤上面にあるGSロゴがさり気なく上品に輝いており、グランドセイコーを所有する喜びがさらに増しています。

今回は、

グランドセイコー王道のメカニカルモデル「SBGR251」をご紹介します。

上質な輝きと存在感 グランドセイコー「SBGR251」

グランドセイコー SBGR251出典「Grand Seiko」

タイプ  メカニカル(9S65)
ケース素材  ステンレス
サイズ  44.6×37.0×13.3mm
重さ  140.0g

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グランドセイコーは購入する意思がないと、時計店などでは敷居が高くショーケース越しに見るくらいで試着をためらう人も多いのではないでしょうか。

腕時計販売を長くしていた経験から、このモデルのサイズ感や印象・使い心地などをご紹介します。

小ぶりでさり気ない37mmにこだわる

最近のグランドセイコーのラインナップではやや大きめサイズも人気ですが、一生モノとして人気のあるメカニカルモデルでは37mmほどのやや小ぶりサイズが一番人気です。

理由の一つとして、

ワイシャツにやや隠れるくらいのサイズは年代やシチュエーションを問わず使いやすく永く愛用できるからでしょう。

手首まわりが17cm前後の方なら、とても収まりの良いサイズと言えます。

時計本体の厚さがあるのでスッとワイシャツの袖口を通るわけではありませんが、袖口にやや隠れる感じで時計が大げさに目立つようなことはありません。

さり気なく腕時計を楽しみたい人にぴったりです。

上質な輝きと厚みが存在感を演出する

やや小ぶりなので主張するようなイメージの腕時計ではありませんが、上品な輝きとメカニカルモデル特有の厚みで存在感はしっかりとあります。

グランドセイコーの鏡面は限りなく歪みがないように仕上げてあり、決してギラギラといやらしく光ることはありません。

本当にきれいな鏡面からはカキンとした硬質な輝き方をします。この輝きが上質感を演出してくれるのです。

さらに、

やや厚さのある時計本体が存在感を演出して、37mmという小ぶりなサイズでありながら特別感が生まれます。

実際に手にすると、この輝きと厚みで特別なオーラを感じると思います。

手に取ると針がハッキリ見やすく驚く

私が時計販売をしていたときの話しですが、

グランドセイコーのシルバー系文字盤モデルを販売するときに良く質問されたコトがあります。

それは、

「シルバーの文字盤と針なので、時刻が見にくいのでは?」

という質問です。

しかし、ショーケース越しではなく実際に手に取って試着をしていただくと、針がハッキリ見えるので驚く方が多数でした。

シルバー文字盤でシルバーの針でもハッキリ時刻が読めるのには訳があります。

それは、

文字盤は反射せず、針とインデックスだけが鏡のように反射するからです。

カタログでは白っぽく写っている時分針ですが、実際着けると自分の肌やスーツ・周りの景色が針に映り込み黒っぽくなるのです。

さらに、

GSの針は多面カットされており、様々な角度で見てもどこかの面が映り込みをしていて時刻がハッキリと見えるのです。

実際の針の見え方はネットショップで独自に撮った画像を見て頂ければイメージしやすいと思います。(カタログのように映り込みを消して撮影をしているお店もあります)

写真撮影するような光が多く影が無い環境ではなく、実際の生活では影やモノなど陰影があるので、それが針に映り込み文字盤とのコントラストが生まれます。

これは、実際に見てみたり試着をしないと実感できないかもしれませんが、

この文字盤は陰影が出て時刻もしっかり見やすくなっています。

*注意:時計店では強い照明でショーケースに影を出さないようにしてある場合が多く、光が回っている(影が無い状態)場合が多くあります。その場合は針のコントラストが分からないので、出来ればショーケースから数歩下がって見てください。

このモデルの印象は「正統派」

このSBGR251の印象は「正統派の腕時計」です。

サイズだけでなく全てのデザインが実用の為のデザインであり、華美なところや流行りを意識したところはまったくありません。

シンプルすぎるという意見もありますが、それはカタログの正面写真だけのイメージだと思います。

実際に手にして高さのある複雑な面構成や剛性感の高そうなケースを見ると、華奢ではなくガッシリした印象です。*ケース=時計本体

そして、小ぶりながら適度な重さがあり重厚感さえ感じます。

さいごに

人生を歩む イメージ

実用時計の最高峰と言われるグランドセイコーですが、その中で王道と言っていいのがこの「SBGR251」です。

精度と信頼性に定評のある9S65キャリバーも素晴らしく、まさにこだわりの一生モノとなる腕時計だと思います。

このグランドセイコーなら、

一緒に歳をとり自分の一部となることでしょう。

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