時計のベルト調整はどこでできる？
ネットショップで購入した時計や、プレゼントされた時計のサイズ調整だけをしたい人も多いと思います。
「このお店で買っていない時計だけどベルト調整だけしてもらえる？」と少し不安になっていませんか？
そんな人のために時計店で働いていた経験から詳しくお答えします。
結論だけを最初に答えると、他店で購入した時計のサイズ調整は有料ですが調整してもらえます。
今回は、ベルト調整の「どこで、いくら、時間は？」を分かりやすく解説。
またベルトサイズの目安についてもご紹介します。
時計のベルト調整について解説
腕時計のベルト調整は時計店ならどこでも可能ですが、まずは店員の方に相談をしてみましょう。
どこで調整すればいい？
| 量販店の時計売り場 | ◎ 特におすすめ |
|---|---|
| 個人時計店 | 〇 おすすめ |
| ディスカウントストア | △ おすすめしません |
ベルト調整のおすすめは量販店の時計売り場です。
とくに大型店では熟練のスタッフが多数いらっしゃるので安心です。（ヨドバシカメラ、ビックカメラなど）また量販店の時計売り場はスタッフが多いので比較的に調整にかかる待ち時間も少ないでしょう。
個人時計店もおすすめですがスタッフが少人数のお店では待ち時間が長くなる場合もあると思います。
個人的な意見ですがホームセンターやディスカウントストアでの調整はおすすめしません。理由としては短期間のアルバイトスタッフの方が多く経験不足が心配だからです。（もちろん熟練スタッフがいる店舗もあると思います）
おすすめはヨドバシカメラやビックカメラなど量販店の時計コーナーがおすすめです。
料金や時間は？
| 国産ブランド | 約500～1,000円 |
|---|---|
| 海外ブランド | 約1,000～2,000円 |
| 調整時間 | 10～20分（調整時間のみ） |
ベルト調整料金ですが、量販店などの相場としては500～2,000円ほど。
多くの時計店では国産ブランドと海外ブランドで調整料金に差をつけています。ちなみにデパートなどではもう少し高額になるかもしれません。
また、調整にかかる作業時間は10～20分程度です。
ただし時計店の繁忙期になるクリスマス前後やお正月などでは待ち時間が長くかかる場合もあるので注意してください。
＊注：調整料金に関しては相場としてご紹介しているので、確認してからお願いしてください。
断られる場合もある？
残念ですが、断られる場合もあります。
| こんな時計 | 理由 |
|---|---|
| プラスチック製 | 壊れる可能性が高いため |
| 手作りの腕時計 | 修理対応ができないため |
とくに景品などによくあるプラスチック製の時計はショックに弱いので調整を断られる場合もあると思います。
また、雑貨店などで販売されている手作りの腕時計も装飾が多い場合などは破損の恐れがあり、取扱をしていない店舗では修理対応ができないので断られる可能性があります。
適切なベルトサイズについて
| サイズの目安 | 手首サイズ＋0.5～1cm |
|---|---|
| 確認方法 | 指先が入るくらい |
| レディースの場合 | ややゆるめでも可愛い |
ベルト調整の目安としては「指先が入るくらい」がおすすめです。
理由としては、装着感と安全のためです。
ぴったりなサイズでは、手をついたり重いモノを持ったりしたときにケガや時計の破損につながるおそれがあります。
＜本人が行けない場合＞
着ける本人が調整に行けない場合は、手首まわり＋0.5～1cmくらいを目安にしましょう。（ゆるめが好みなら＋1cmがおすすめ）
＜レディースの場合＞
基本的にはレディースもメンズと同じ指先が入るくらいで良いのですが、デザインによりおすすめサイズが変わります。
ブレスレットのような細いデザインの腕時計の場合で、アクセ感覚で使いたいなら多少ゆるめのサイズがおすすめ。
ただし、ゆる過ぎると時間が見にくかったり、何かに引っかかって時計を破損する原因になるので注意してください。
＊注：サイズについては個人差や好みがあるので目安と考えてください
さいごに
購入店ではなくても時計のベルト調整は可能なので安心してください。
ただし調整作業中のトラブルで壊れたりキズをつけてしまうおそれもあるので、ショックに弱そうなプラスチック製の時計や時計全体にに装飾がある手作りの腕時計などは破損した場合に対処できないのでお断りする場合があります。
その場合は購入したお店で調整をお願いしてください。
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調整用工具セットも販売されています。
▼自分で調整できる時計工具セット
